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日本の気候風土での木造家屋には、床下換気扇は必要です。
日本列島は、ほぼ温帯湿潤気候に属します。湿度の高い時期と温度の高い季節が重なり、カビ等の菌類や植物などはより繁茂します。このことが、自然の恵みとなることもあれば、かたや湿った床下を腐らせてしまうこともあります。
“床下換気扇は湿気を取り込む”とする意見もあるようですが、本当でしょうか?外気よりも湿気が高く淀んだ空気の床下に、より乾燥した外気を取り込むことが加湿になる筈がありません。もしも効果が得られないものがあるとすれば、極端に換気能力の低い機種か、もしくは換気の必要な時間帯に稼働していない間違ったタイマー設定のシステム、もしくは必要な時間帯に稼働しないシステムの床下換気扇です。
AC電源により強力な換気能力を確保し、適切な運転時間管理が可能な機種で効果が得られます。
しかし、天井裏の換気においては、ソーラー発電による換気ユニットも設置可能です。
有名家電メーカーも各社製品ラインナップしている床下換気扇を、否定すること自体ナンセンスです。木造住宅の重要構造部材である床下の土台等の乾燥を促し、保護することを否定するようなものなのです。
もしもその様な主張を見聞きされたなら、理性的かつ合理的に判断することが重要です。
また、電気工事士の在籍がない床下業者は、床下換気扇の効果を否定したうえで、湿気対策と称して調湿材の敷設やシロアリ消毒を勧誘する場合が多々あります。せっかく設置した換気扇を言葉巧みに撤去されてしまった例も数多く存在します。ご注意下さい。